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3年ぶりに「自然観察会」をリアルで開催。~子ども向け環境教育を考える~

2022.12.1

自然観察会

盛岡セイコー工業株式会社(代表取締役社長:林 義明、本社:岩手県岩手郡雫石町、以下、盛岡セイコー工業)とセイコーグループ株式会社(代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO: 服部 真二、東京都中央区)は、11月2日に、生物多様性保全活動の一環として「自然観察会」を開催しました。

「自然観察会」は、各分野の専門家に、当社の生物多様性保全活動の指導と共に改善策を検討する機会として、毎年実施し、今回で11回目の開催となります。前回、前々回はリモート開催でしたが、今回3年ぶりにリアル開催となり、「わくわくの森を中心とする緑地の変化、及び、子ども向け環境教育プログラムについての検討」をテーマに、専門家と行政関係者、及びグループ内の環境担当者など、総勢26名が参加いたしました。

「自然観察会」の子ども向けの環境教育プログラムでは、その土地の自然や生きものを活かしたアクティビティの検討と、子どもたちと保護者も一緒に楽しめる工夫が求められました。また、3年ぶりの「わくわくの森」観察では、林床や樹木の管理方法が良好であることが分かりました。更に、生きものの同定(どうてい)ができるスマホアプリが案内され、8月に開設したビオトープ「わくわくトープ」などで昆虫や植物の同定が試みされました。この様なツールを有効活用する事で、新たなプログラムの検討が進むとの意見が散見されました。

生物多様性は、現在の社会課題の中でも極めて重要とされていますが、子どもには少し難しい内容です。盛岡セイコー工業は、今後も「自然観察会」を継続し、生物多様性に関する知見を深めると共に、次世代を担う子どもたちに、生物多様性保全の重要性を楽しく、かつ分かりやすく伝えてまいります。

ご説明「わくわくの森の変化について」ご説明「わくわくの森の変化について」

ご説明「子ども向けの環境教育イベントの考え方・事例」ご説明「子ども向けの環境教育イベントの考え方・事例」

生きもの同定アプリの体験生きもの同定アプリの体験

枝を収集したエコスタックにネズミの巣が確認された枝を収集したエコスタックにネズミの巣が確認された

わくわくトープの生きもの(ヤゴ)わくわくトープの生きもの(ヤゴ)

わくわくトープの生きもの(ミズカマキリ)わくわくトープの生きもの(ミズカマキリ)

【この件に関するお問い合わせ先】

盛岡セイコー工業株式会社
〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
SDGs推進部 環境管理課
TEL: 019-692-3511(代表)
FAX: 019-692-1170
お問い合わせフォーム:https://krs.bz/sii/m/msi_inquiry_jp

以上

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