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ビオトープ「わくわくトープ」にて4回目の昆虫調査を実施
子どもたちが昆虫の生態について学ぶ

2023.10.13

ビオトープ「わくわくトープ」にて4回目の昆虫調査

10月1日、盛岡セイコー工業株式会社(代表取締役社長:加藤 幸則、本社:岩手県岩手郡雫石町、以下「盛岡セイコー工業」)は会社敷地内のビオトープ「わくわくトープ」の昆虫調査を実施しました。

今回の調査は、昨年8月にわくわくトープを開設して以来4回目です。わくわくトープでは、公立大学法人 岩手県立大学(学長:鈴木 厚人、岩手県滝沢市巣子)総合政策学部の辻 盛生教授(以下「辻教授」)、伊達生物調査事務所の伊達 功所長(以下「伊達所長」)の協力をいただき、水辺を中心とした生物の生息状況の把握と、この場所で保護することが可能な生物の検討を目的とした、定期的な調査を実施しています。今回の調査には従業員とその家族の計18名が参加しました。

初めに、水生生物を捕獲するためのトラップを仕掛けます。参加者は親子で協力しながらトラップを水の中に沈めていました。次に、網を用いて陸上や水辺の昆虫採集に挑戦しました。子どもたちは捕獲した昆虫を伊達所長のそばに持ち寄り、昆虫の生態などについて積極的に質問していました。水が溜まっているところへ注目した子どもに、伊達所長は「そういう場所は春にはカエルやサンショウウオの卵が見つかることがあるから、いい目の付け所だね」と話していました。また、辻教授は水辺の植物の解説をしてくださり、参加者が興味深く耳を傾けていました。一定時間置いた後にトラップを引き上げると、ヤゴやカエルなどの水生生物が入っており、子どもたちは歓喜の声を上げていました。最後に、生きものの解説をしてくださった辻教授、伊達所長への感謝と、貴重な体験を与えてくれた生きものたちへのお礼の言葉を言って調査を終えました。

盛岡セイコー工業は、わくわくトープを子どもたちへの環境教育にも活用し、生物多様性保全の重要性について楽しみながら学べる場づくりに取り組んでまいります。

水の中に仕掛けるトラップの説明水の中に仕掛けるトラップの説明

陸上の昆虫採集の様子陸上の昆虫採集の様子

水辺に生息する水生生物の採集水辺に生息する水生生物の採集

伊達所長の説明を熱心に聞く参加者伊達所長の説明を熱心に聞く参加者

【この件に関するお問い合わせ先】

盛岡セイコー工業株式会社
〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
SDGs推進部 MVP推進課
TEL: 019-692-3511(代表)
FAX: 019-692-1170
お問い合わせフォーム:https://krs.bz/sii/m/msi_inquiry_jp

以上

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